研究室のお知らせ
本学が包括協定を結んでいるJA北河内発行の広報誌「JAきたかわち1月号」magazine-202501.pdfに調理学研究室の学生が考案した「米粉レシピ」が特集記事として掲載されました。
この取り組みは、2021年度「夏バテ予防レシピ」、2022年度「ご飯がすすむおかず」、2023年度「夏野菜を使ったレシピ」に続く第4回目となりました。
今回掲載されたレシピは、混ぜて焼くだけで手軽に作れる「バナナチョコ米粉マフィン」と、子どもも大人も楽しめるおやつとして「コロコロみたらし米粉芋餅」の2品です。米粉を使用したことにより生まれるもちもちとした食感が楽しめる2品です。どちらも簡単に作れるので、広報誌の読者の方々にぜひ作っていただきたいと思います。
また、今回掲載された2品以外にも「米粉チョコチャンククッキー」や「米粉のコーンチヂミ」など合計11の米粉レシピを考案しました。米粉レシピ集としてまとめていただく予定です。
なお、今回使用した米粉は、れんげ農法で栽培し、大阪エコ農産物の認証を受けているお米「しあわせのれんげっ娘」を米粉にしたものをご提供いただきました。農薬や化学肥料を極力軽減してできた環境にも人にも優しい米粉です。【安藤真美】
研究室のお知らせ
調理学研究室では「令和6年度年度青森りんご食育事業連携大学学生対象のオリジナルレシピコンテスト」に参加しました。
2月6日(木)に、青森りんご公式Instagramで各賞の発表があり、安藤ゼミ応募作品の1つ「シナモン香るアップルシナモンスコーン」が優秀賞を受賞しました。
本大会は、今年度過去最多となる全国34大学が参加し、総応募作品数は483作品(スイーツ部門:261作品、総菜部門:164作品、サラダ部門:58作品)であり、各部門それぞれ5作品が受賞した。「シナモン香るアップルシナモンスコーン」は最も倍率の高いスイーツ部門での受賞でした。
審査員からは『普段からスコーンを作っているとのことで、そういった身近で得意なお菓子のアレンジやバリエーションを増やして幅を広げていること。りんごをうまく活かした使い方をしていることが評価の決め手となりました。』というコメントをいただきました。
授賞式の様子は青森りんご公式Instagramで紹介されており、作品は、(一社)青森りんご対策協議会HPで紹介されています。
「シナモン香るアップルシナモンスコーン」は、名前の通りシナモンの香りとリンゴの香りが絶妙に混ざり合った風味がポイントのスコーンです。焼きたての温かい状態で食べると、表面はさっくり、中はしっとりとしていますが、少し冷めてから食べると、表面はざっくり、中は少ししっとりとしていて、様々な食感を味わうことができます。手軽で失敗しにくく、小さいお子様と一緒に作っていただくこともできます。また、ナッツやドライフルーツを加えるなど、少しの工夫で様々なアレンジが可能です。
詳しい作り方は食品栄養学科の公式cookpad 摂南大学農学部 | クックパッドにも掲載予定ですので是非作ってみてください。
研究室のお知らせ
今年も晴天に恵まれた“摂友祭”です。
今年の出し物(模擬店)はトッポギで有志学生7名との参加です。
定番の「少し辛いトッポギソース」と「きな粉黒蜜掛け」の2種類でチーズトッピング
飲み物(お茶・水・コーラ・オレンジジュース)とのセット販売も行い売上増を狙います!
開店準備中…
10時から販売開始で、最初はなかなか売れない状況に焦りましたが、時間が経つにつれ徐々に売れだし、ピーク時は目が回るほどの忙しさで“あたふた”としましたが、そこは有志学生の団結力で何とか乗り越え、早くに約100食を完売出来ました。
あとは心地よい達成感を味わい、最後はみんなで苦労を労いました。
開店中、学長、室長、職員の方等々に買っていただき、改めていろいろな方々に支えられてることを実感した学園祭でもありました。
有志の中には模擬店の掛け持ちをしている強者もいました!
追伸:学生の親御さんもたくさん来られていて、ご挨拶もたくさん出来ました!
[樽井 雅彦]
研究室のお知らせ
樽井ゼミ恒例の自動調理システムを実際に稼働させての基礎編・応用編の勉強会です。
*自動調理システム(ディッシュクックシステム):生食材と調味料を専用食器に盛り付け、専用のトレーにセットし自動的に加熱調理を行う機器
今回は前回の基礎編で学んだ知識を最大限活かしての応用編です。
ゼミ生一人一人それぞれが一生懸命考えた献立です。如何でしょうか?
それぞれの個性が献立に表れていますね。
ロールキャベツあり、ビーフストロガノフあり、はたまた鮭のホイル焼きや鮭とじゃがいものパン粉焼き、筑前煮等々と和食、洋食とバラエティーに富んでいます!
この粗削りの素案献立を何回もテスト調理(切り方・盛り付け方・温度や時間設定等)して、マニュアル化していきます。
はたして今回の献立で晴れて正式採用されるのは何品でしょうか・・・!?
[樽井 雅彦]
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第27回日本病態栄養学会年次学術総会で、坂根ゼミ所属の加藤奈那子さんが卒業研究の成果を口頭発表しました。
発表タイトルは「持続血糖モニターよる喫食後血糖上昇の評価:糖質制限ピザの効果」です。
この研究には加藤さんと共に4年生の高杉幸乃さん、西田一輝さん、野々村洸寿さん、宮城さくらさんが共同で取り組みました。
↓指導教員の坂根貞樹教授と研究に参加した4年生
加藤さんが発表した卒業研究セッションでは積極的なディスカッションが見られました。
コロナも明けて、参加者は5000名を超える盛大な学会でした。
学会発表日には坂根ゼミ所属の3年生も駆けつけてくれました。
2024年1月26日~28日
国立京都国際会館にて
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運動生理学研究室(藤林教授)所属の3年生が、マスターズ陸上アスリートに向けた補食レシピを考案しました!
2022年より、藤林教授と本学科の助教・助手の教員によって、公益社団法人日本マスターズ陸上ホームページ上で、栄養や食事に関する情報提供「栄養マスターズ」の連載を年4回行っています。
詳しくはこちらからご覧ください➤ https://japan-masters.or.jp/news_detail.php?id=385
2023年冬号のテーマは「補食で手軽に栄養補給」です。
補食としておすすめのものや、摂るタイミングなどをわかりやすく掲載しています。
記事の最後に掲載している補食レシピを、運動生理学研究室の3年生が考案しました!
2023年秋号の連載が「野菜をたくさん摂るコツと野菜ジュースとの付き合い方」をテーマに掲載していたことも踏まえて、今回は野菜ジュースを使ったカップケーキを考えました。
レシピを考えてからは実際に試作も行いました。
食材の分量や加熱時間はどうするか?など、試行錯誤しながら何度も作りました。
最終的なレシピで作ったカップケーキはふわふわでとても美味しかったです!
作り方は栄養マスターズ2023年冬号に掲載しています。
電子レンジで簡単に作れるので、よかったらみなさんも作ってみてください♪
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基礎栄養学研究室(岸本准教授)では、ポリフェノールやカロテノイドの健康機能について研究を行っています。
12月は学会が多いシーズンなのですが、以下の発表を行いました。
12月2日 ビタミン・バイオファクター協会2023年度市民公開講演会@龍谷大学響都ホール
岸本良美:ポリフェノールの新しい機能性
12月9-10日 第21回日本機能性食品医用学会総会@琉球大学
岸本良美:地域在住高齢者と大学生における皮膚カロテノイドスコアと野菜摂取量の検討
12月16-17日 第30回日本未病学会学術総会@WEB
田中康之亮:ウロリチンAによる血管内皮機能改善作用と酸化ストレス傷害に対する保護効果
藤村隆杜:大学生における毛細血管像と生活習慣との関連
人見司:大学生における血管の硬さ指標AVI/APIと身体組成ならびに生活習慣との関連
堀井輝汰:大学生における食習慣と皮膚カロテノイドスコアの関連
未病学会では、卒論を書き終えたばかりの四年生が初めての学会発表を行いました。
オンラインだったので、他機関の研究者や学生と交流できなかったのは残念でしたが、緊張した思い出とともに、良い経験として今後に生かしてくれたらと願っています。
来年も新たな研究にチャレンジし、発表していきたいと思います!
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運動生理学研究室(藤林教授)所属の4年生が、女子陸上競技部、柔道部を対象にスポーツ栄養に関する勉強会を開催しました!
運動生理学研究室では、2023年度より女子陸上競技部、柔道部に対して栄養サポート活動を行っています。
今回は活動の一環として、運動部員のみなさんに栄養や食事に関する情報を提供するために、研究室の4年生を中心に勉強会を開催しました。
パワーポイントを用いて、3大栄養素の働きや、どのくらいの量を摂ることが適正か?
補食には何を食べたら良いか?などわかりやすく伝えていました。
研究室の3年生も参加して、先輩達の発表を熱心に聞いていました!
発表後には質問もたくさんいただき、栄養や食事に少しでも関心を持っていただけたように思います。
練習後でお疲れだったにも関わらず、参加していただいた運動部のみなさん、ありがとうございました!
運動生理学研究室では、今後も運動部への栄養サポート活動を継続していきます。
これからも活動の様子をご報告していきますので、お楽しみにしていてください!
研究室のお知らせ
食品衛生学研究室(平原准教授)所属の4年生が昆虫食に含まれる残留農薬を分析しました!
昆虫食は牛や豚などの家畜に比べて環境負荷が少なく、栄養価の高い食料として注目されています。その一方で、植物を餌とする昆虫に含まれる農薬の種類や量については分かっていないこともあります。そこで私たちは、昆虫食の安全性を確認することを目的として、昆虫食に含まれる農薬を一斉に分析する方法の開発を試みました。
まずは粉砕した昆虫食を0.5gずつ試験管に量り取ります。
量り取った昆虫食にアセトニトリルなどの溶媒を加え、農薬を抽出した後、精製カラムに入れます。
こちらは精製カラム内の溶媒を吸引するための装置です。
ポンプで装置内を陰圧にすると妨害物質がトラップされて農薬を含む溶媒が下へ落ちてきます。
このあと、高速液体クロマトグラフィー質量分析装置により溶媒に含まれる農薬を分析しました。
研究の成果として、昆虫食に含まれる300種類以上の農薬を同時に分析する方法を確立できました!
また、市販されている一部の昆虫食に含まれる農薬の量は健康に悪影響を及ぼさないレベルであることが分かりました。
こちらは今回の実験で使用した昆虫食のサソリです。ちょっとグロい…
2023年10月
研究室のお知らせ
コロナ禍明け、初めて規制のない摂友祭(学園祭)が10/29(日)に開催されました。来場者がどのくらい来られるかワクワクドキドキです。
今回の模擬店担当者はゼミ枠を超えて3年生の有志6名で、メニューは“ドーナツ”です。
趣向を凝らした産地直送の青森リンゴを挟んだドーナツで味が5種類(ノーマル、キャラメル、シュガー、シナモン、紅茶)あります。
販売促進を狙ってドリンク(コーヒー、コーラ、ミネラルウォーター等)付きでの販売です。
試作等はしましたが、揚げるのに少し時間がかかるので本番でちゃんと仕上がるかお客様をお待たせしないかが心配です。
日頃の行いが良い?のか当日はお天気にも恵まれ、最初はお客様の出だしが鈍かったですが徐々に売れ始めました。
最終的には材料が少し残りましたが、担当の学生さんたちは盛況な学園祭に歓喜し、また達成感を味わった充実した秋のひと時を過ごしました。
追伸:学生考案の“リンゴドーナツ”が思いのほか好評で2回も買いに来てくださったリピーターも居られました・・・^^
[樽井 雅彦]