UPDATE
食品栄養学科の3年生が、応用栄養学実習で調乳と離乳食調理を行いました!
応用栄養学実習では、各ライフステージに応じた栄養管理や特性を学びます。
今回は、新生児期・乳児期の栄養管理として、調乳と離乳食調理を行いました。
実習で使用した粉ミルクは、公益社団法人日本非常食推進機構様よりご寄附いただきました。
日本非常食推進機構様は、フードロス削減を目的とした賞味期限の迫った食品の有効活用事業をされています。
哺乳瓶の消毒から、粉ミルクの調乳までを学生たちが自分で行いました。
その他にも、液体ミルクやフォローアップミルク、アレルゲン除去ミルクなど、色々な種類のミルクを試飲しました。
牛乳とは違う、独特な風味に驚いていました!
また、新生児人形を用いて、ミルクのあげ方やおむつの替え方なども体験しました。
抱っこしたり、ミルクをあげたりと、慣れない手つきながらも頑張りました!
離乳食調理では、月齢別に初期(生後5,6か月頃)、中期(生後7,8か月頃)、後期(生後9~11ヶ月頃)、完了期(生後12~18か月頃)の4期それぞれの食事を作りました。
赤ちゃんが食べやすいように食材を細かく切っています!
こちらが完成した離乳食です!
素材の味を活かした優しい風味の離乳食です。
自分たちで作った離乳食と、市販のベビーフードも試食して味の比較などを行いました。
初めての調乳に、新生児人形を使用した実習、離乳食調理と盛りだくさんの回でしたが、学生みんな楽しんで実習を行いました♪
UPDATE
2024年4月1日、食品栄養学科の新入生対象のガイダンスを実施しました。
食品栄養学科では新入生81名を迎えました。
ガイダンスでは、食品栄養学科の教員紹介、食品栄養学科の学び、臨地実習、管理栄養士国家試験、
栄養教諭についてなど食品栄養学科での学びのポイントについて説明しました。
新入生は真剣な様子で聴いていました。
ガイダンス後、各基礎ゼミに分かれて、学内見学をしました。これから学ぶ場所を間近に感じることが
できたかと思います。
これからの4年間、たくさんの経験を重ねて大きく成長してくれることを願っています。
教員一同、全力でサポートしたいと思っています。
UPDATE
食品栄養学科の2年生が、臨床栄養学実習Ⅰで嚥下調整食とアレルギー対応食を作りました!
臨床栄養学実習Ⅰでは、様々な病気の患者さんに合わせた食事を提供するための特別な献立作成と、学生自身が立てた献立を実際に調理する実習を行っています。
今回は、嚥下(えんげ)調整食と、アレルギー対応食の2つを作りました。
嚥下調整食とは、飲み込む力や噛む力など嚥下機能の低下がみられる場合に、低下のレベルにあわせて、飲み込みやすいように形やとろみ、まとまりやすさなどを調整した食事のことです。
この嚥下調整食は、病気や加齢によって嚥下機能が低下した方にも、安全においしく食べてもらうための大切な食事の一つです。
実習の様子と、実際に作った嚥下調整食をご紹介します。
ベースになる大根の煮物と煮魚を作った後に、それぞれミキサーにかけてとろみ剤を混ぜます。
とろみ剤の種類によって、硬さやまとまり方が変わってきます!
左から、ゼリー状→ペースト状→ソフト状と、嚥下機能のレベルごとに分けられています。
できる限り見た目を大根や魚の形に似せて作ることによって、少しでも食事の満足感を得られるように工夫しています。
もう一つ、食物アレルギーを持つ方も美味しく食べられるように、アレルギー対応食を作りました。
今回は、卵、小麦、乳の三大アレルゲンを除いた食事です。
米粉パン、卵の代わりにかぼちゃで色付けしたオムレツ風、アレルギー対応ブイヨンを使ったスープを作りました。
どちらの食事も学生達にとってはあまり食べ慣れない食事でしたが、将来、管理栄養士として働く時の特別な献立作成や、調理をする際の良い経験になったと思います。