UPDATE
4月から「調理学実習Ⅱ」が本格的にスタートしました。
本実習では、「調理学実習Ⅰ」で修得した基礎知識と技術をもとに、和・洋・中・その他の食文化 を題材とした実践的な調理を通じて、食品の調理性や嗜好性、生体利用性に配慮した食事設計の応用力を養います。また、食事計画の「計画(Plan)」「実践(Do)」「評価(Check)」「改善(Action)」の流れを経験し、より実践的なスキルを身につけることを目的としています!
初回の実習では 日本料理 に挑戦!
ちらしずし、豆腐のお吸い物、抹茶水ようかん、煎茶を調理し、伝統的な技術を習得しました。
今回の実習の目標
今回の実習では、以下の重要な技術を学びました
実習の様子
ちらしずしには 10種類の具材 をのせ、彩り豊かで華やかな一品に仕上げました。
鶏肉そぼろはお弁当の具材としても活躍する万能アイテムです!薄焼き卵を上手に焼いて、繊細な錦糸卵を作りました。
お吸い物では、豆腐を 花形に型抜き して湯通しすることで、見た目にも美しい一品に。
丁寧にとった 透き通ったおだし で、上品な味わいに仕上げました。
水ようかんも手作り し、簡単ながらも美味しい出来栄えに感動しました!
最後に、煎茶の入れ方も学び、香り豊かなお茶を楽しみました。
今後の展開
調理学実習Ⅱでは、日本の食文化の継承を視野に入れた行事食や世界各国の料理も調理し、歴史や伝統を考慮した技術を習得します。
今後の実習を通じてさらに応用力を磨き、調理の幅を広げていきましょう!
UPDATE
食品栄養学科3年生の栄養教育論実習では、近隣市の食育推進基本計画に沿って、小学生の児童を対象とした食育教材を作っています。
今年度は、「朝ごはんを食べることの大切さ」「バランスよく食べることの大切さ」を伝えることを目的として、3分間の食育動画を18個作成しました。
完成した動画は、動画発表会の日に、近隣小学校の学校栄養士の先生や教育委員会の栄養教諭の先生に来ていただき、作品ごとにご講評いただきました。
先生方からは、とても楽しく、食の大切を伝える良い作品が多いと、お褒めの言葉を頂きました。
そして、学内投票で選考された優秀作品は、京都府八幡市立南山小学校の児童さんに視聴してもらう機会をいただきました。
当日は、有志の学生が小学校を訪問し、児童さんと一緒に給食を食べたあと、動画を視聴してもらいました。1年生と4年生のクラスに入りましたが、大学生の訪問を大歓迎してくれました。
八幡市の学校給食は、自校調理で、地元の食材を使い、手作りにこだわられています。とてもおいしい給食をいただきました。
動画視聴のときには、とても熱心に視聴してくれて、「すごくわかりやすかった。」「野菜を食べたいと思った。」など、とても励みになる言葉をもらいました。
今後も栄養教育論実習では、実際に栄養教育の対象者に接する機会を通じて、栄養教育の重要性を実感してもらいたいと思っています。
[森 美奈子]