「食べてフードロスを削減する」活動の一環で、リメイク弁当を販売しました! |
社会貢献・地域連携活動 食品栄養学研究 |
Posted: 2024/12/26 |
食品栄養学科3年生が、学内コンビニエンスストアで、「食べてフードロスを削減する」活動の一環として、リメイク弁当を販売しました!
食品栄養学研究の授業(森美奈子講師ゼミ生)では、フードロス削減行動の獲得に関する研究を行っています。
今回は、フードロス削減について考えていただくきっかけとして、フードロスにつながる賞味期限の迫った(半年以内)アルファ米を有効活用したリメイク弁当を考案し、学生食堂コンビニエンスストアで、「食べてフードロスを削減する」というスローガンのもとに、フードロス削減×ヘルシー弁当のメニューを考案し、販売するという企画を立案しました(資料1)。
資料1「フードロス×ヘルシー ポスター」(PDF)
災害時の非常食であるアルファ米は、賞味期限が5年と長く、家庭で備蓄をされていても気がついたら賞味期限が切れていて、フードロス(食品廃棄)につながりやすい食品です。
そこで、アルファ米を美味しく食べられる様々な調理方法を考案しました。
今回のメニューは、アルファ米を炊飯器で炊飯して、タコライスにしました。
また、野菜を1日の目標摂取量(350g)の3分の1以上を摂取できるヘルシーなお弁当にしました。
このお弁当を購入していただくことで、「食べてフードロス削減」をしながら、野菜摂取量を増やすというナッジ効果も検証しています。ナッジは、人の消費行動をそっと後押しするという効果があります。
お弁用を購入して下さった方には、アンケートご協力のお礼として、防災意識を高めていただくために、非常食である缶詰のパンをプレゼントしました。
お弁当を購入して下さった方々からは、嬉しいコメントを沢山いただきました。
<お弁当を購入された方からの感想>
・今回は丼だったので、あまり気にならなかったが普段のお弁当のようにおかずとお米に別れていたら、いつものお米の方が好みだと感じた気がする。メニュー自体も凄く好みで美味しかったです。
・通常のお弁当より品目が多く、野菜が摂れて美味しかった。
・野菜がたくさん入っていておいしかった。
・予想以上に全ての品が美味しかった、普通の弁当とも違いはなかった。
・色々な食材が入っててとっても美味しかったです!
・アルファ米と分からないように工夫されており、とても食べやすいお弁当でした。
・フードロス削減に貢献しているのか分からないくらい美味しかったです!
・普段のお弁当より野菜が多くて彩りがよく、ヘルシーだと感じた。
・野菜がいつもよりたくさん入っていて、タコライスがピリ辛でアクセントになっていて美味しかったです。
[森 美奈子]