栄養教育論実習で栄養教育教材の食育動画を作成! |
実習 栄養教育論実習 |
Posted: 2022/12/07 |
2022年12月 食品栄養学科3年生が、食育動画を作成しました。
栄養教育論実習では、野菜の摂取増加推奨の普及啓蒙を目的とした動画を作成しました。作成した動画は、枚方市の食育カーニバルHP、京阪百貨店守口店野菜売り場、摂南大学農学部食品栄養学科のHP等で随時公表されます。
動画は、それぞれ3分以内のショート動画で、動画を視聴した人が野菜摂取の1日の目標量を簡単に把握し、野菜を摂ることの重要性を理解してもらう内容となっています。
とても楽しい栄養教育の動画が沢山できました。
野菜を1日350g以上摂ってもらうためのショート動画の作成が1番楽しい実習でした。グループのメンバーと協力して、「赤ずきん」の童話をアレンジした3分間の人形劇を制作し、スマホで撮影した後、動画アプリを使って音声を入れました。画用紙で作った登場人物を割りばし固定したり、背景を画用紙に描いたりしました。工夫したのは人形劇の音声にWordの読み上げ機能を使ったことで、男女の声を使い分けたり、句読点で読み上げる速さを調節したりしました。
また、高齢の方にたんぱく質を摂っていただくためのリーフレットも作成しました。PowerPointを使い、たんぱく質がどの食材にどれくらい入っているかを説明するリーフレットを1時間で作りました。短時間で分かりやすいリーフレットを作るのに苦労しましたが、限られた時間の中で説明資料を作るスキルが身につきました。病院実習の際にも、肝性脳症に関するリーフレットを作る機会があり、栄養療法についての説明も含めて短時間で分かりやすい資料を仕上げるのに、この実習の経験がとても役立ちました。
模擬栄養指導では、管理栄養士役と患者役に分かれ、ロールプレイをしました。どうしても説明する内容にばかりに気が向いてしまいましたが、先生からアドバイスをいただき、話すスピードや言葉遣い、共感する言葉がけなどの話し方が重要だということに気付きました。栄養指導を通して患者さんに自分の食事の内容を見つめ直してもらうためには、相手の気持ちに寄り添うことがすごく大事だなと思いました。