食品栄養学科の1年生がタンパク質の定量実験を行いました! |
実験 食品学実験 |
Posted: 2025/07/15 |
食品栄養学科の1年生がタンパク質の定量実験を行いました。
定量実験とは対象となる物質に含まれる成分の量を数値で測定し、結果を分析する実験の事で、今回はケルダール法という分析法を用いて、食品中のきな粉のタンパク質に含まれる窒素の量を調べました。
きな粉に触媒(化学反応を促進する物質)と硫酸を加え高温で加熱し、タンパク質を分解します。
写真は硫酸を加えた加熱前の段階ですが、酸によってきな粉が少し分解されています。
装置を用いて、1時間程度加熱していきます。
加熱終了後の反応液です。きな粉の面影はなく水色の液体に変化しています。
加熱後の反応液を蒸留していきます。
先生の説明を聞きながら、蒸留の様子を観察しています。
蒸留後、集めたアンモニアの量を調べます。色が変わった所で実験終了です。
きな粉が分解されていく様子が新鮮だったようで、熱心に観察、学習していました。
これからもたくさんの実験・実習を重ねて理解を深めていきましょう!
[野原 綾]