枚方市総合防災訓練「枚方ひこ防’z2024」に参加しました! |
社会貢献・地域連携活動 枚方ひこ防’z2024 |
Posted: 2024/12/06 |
食品栄養学科3年生が、枚方市総合防災訓練「枚方ひこ防’z2024」に参加しました!
枚方市総合防災訓練では、枚方市民を対象に、防災意識の向上や防災の普及啓蒙のために、防災体験コーナーや展示を出展しています。今回は、食品栄養学科森美奈子講師と食品栄養学科3年生のボランティア学生3名が参加しました。摂南大学の展示コーナーでは、災害時の食事に関するパネルと食品展示、レシピの配布などを行いました。
展示コーナーには、たくさんの市民や日頃から地域で防災活動を行っている方々が来てくださいました(来場者数2900名)。
家庭で備蓄をしている非常食や災害食についての会話をしながら、いざという時に備えて準備しておく食品等もご紹介させていただきました。
特に、代表的な非常食であるアルファ米や乾パンは、保存はしているものの日頃あまり食べる習慣がないために、5年という長期保存ができる食品でありながら、気が付いたら賞味期限がすぎてしまいフードロスになるという課題があります。そこで、日頃、食卓にのぼる賞味期限が長い食品を食べながら備えていくローリングストック法に適した食品やレシピをご紹介させていただきました。
防災イベントパネル(PDF)
また、災害時に起こりやすい栄養上の課題についてもご説明をさせていただきました。
災害時のレシピは、ライフラインがストップしても水を使わずに、家庭にあるものを活用してできるメニューを紹介しました。湯煎もできる耐熱温度の高いポリエチレン製のポリ袋でパックして湯煎をすれば、調理用の水を節約し、飲料水に使わずに、調理をすることができます。
ツナとコーンのパスタ・トマトソース煮・ふわとろオムレツがけ 2024(PDF)
来年は、阪神淡路大震災から30年が経ちます。
再度、防災意識を高めて、いざという時のために十分に備えておきたいと思います。
[森 美奈子]