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おりひめ給食センター(交野市)を見学しました!

おりひめ給食センター(交野市)を見学しました!

基礎ゼミナール 基礎ゼミナール
Posted: 2025/07/04
写真:回転釜の模擬体験をする学生回転釜の模擬体験をする学生

おりひめ給食センター(交野市)を見学しました!

6月25日と7月2日、本学の1年生が「基礎ゼミナール」の授業の一環として、交野市のおりひめ給食センターを見学しました。大学から車で約20分の場所にあるセンターでは、1日に約7,500食の給食を作っているそうです。

まずは洗浄室の見学からスタートです。食器は専用のケースに入れたまま洗える最新の設備に、学生たちからは「すごい!」という声があがっていました。ごみを処理する際に使われる、おがくずを混ぜる機械も見せていただきました。機械の構造や仕組みに、学生たちは興味津々で、中をのぞき込んでいました。

2階からは調理場の様子を見学しました。大きな釜でカレーが煮込まれており、なんと1つの釜で1,000人分を作れるとのことでした。
調理場はエリアごとに服や靴を替えるなど、衛生管理が徹底されており、「野菜を洗う部屋」「カットする部屋」「加熱調理する部屋」などのエリア分けの工夫も見せていただきました。

センター長の先生からは、原材料費の高騰や厨房でのコミュニケーションなど、現場のリアルなお話も伺うことができました。

洗浄機の説明を聞く学生  調理場の様子を観察中

見学の途中には、本物の回転釜の展示ブースもありました。釜の中には食材に見立てたボールが入っており、大きなヘラやしゃくで中をかき回す体験をしました。中身をかき混ぜるのは意外と重く、「すぐに腕が疲れてしまった」「ボールでなくカレーなら、もっと重くて大変」といった声が上がっていました。

回転釜の模擬体験をする学生

施設見学後は、栄養教諭の先生からお話を聞きました。

栄養面だけでなく、衛生面や季節面等、あらゆることに気を配りながら献立を立てていることを学びました。加工食品を使用する際はなるべくアレルゲンの含まれていないものを選ぶこと、地産地消を取り入れて地場野菜を使用していること、子供が苦手な野菜も食べられるように調理の仕方や味付けを工夫していること等を教えて頂きました。また、学生からの質問にも丁寧に答えて下さり、管理栄養士・栄養教諭の仕事について、より深く学ぶことができました。

お話のあとは待ちに待った給食です。写真は、自分たちで配膳している様子です。

メニューは、ご飯、チキンカレー、切り干し大根のパリパリサラダ、牛乳でした。チキンカレーにはレンズマメが入っていて、栄養教諭の先生の工夫を感じます。

学生たちは「おいしい、なつかしい」と久しぶりの給食を味わっていました。

カレーにはコクがあり、サラダは程よい食感でとてもおいしかったです。

盛り付けをする学生

半日の見学を通して、学生たちは自分の将来について、より具体的なイメージを持つことができました。

お忙しい中、見学を受け入れてくださったおりひめ給食センターの皆様に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

うさみんイラスト3COPYRIGHT© 摂南大学 農学部 食品栄養学科. All Right Reserved.