CLASSES

うさミンカフェを開催しました

うさミンカフェを開催しました

社会貢献・地域連携活動 うさミンカフェ
Posted: 2025/03/10
写真:参加したメンバー参加したメンバー

2月22日、枚方市の宮之阪商店街に1日限定で「うさミンカフェ」を開設しました。これは食品栄養学科の学生が大学で学んだことを地域の方々に還元しようとする取り組みで、野菜の摂取促進に向けた健康チェックやフードロス削減に向けたメニューを提供しました。

【うさミンカフェ】
開催日時:2025年2月22日(土)11:00~17:00
場  所:チカラのみせ処「宮ノサポ」(枚方市宮之阪1-19-2宮之阪商店街内)


食品栄養学科では、「野菜サポーター」(農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」)に登録しており、従前より野菜を摂取することの重要性の周知に取り組んでいます。また、併せて「おおさか食品ロス削減パートナーシップ事業者」としても登録しており、食品ロスの削減にも取り組んでいます。

そこで地域の人たちが野菜を積極的に摂取するきっかけを作り、食品ロスに関心を持ってもらうため、黒川ゼミと岸本ゼミの学生と食べ物文化を研究する新名先生が日頃取り組んでいる研究活動の成果を発揮する実践の場として、昨年と一昨年に引き続きうさミンカフェを開催しました。


厚生労働省は、生活習慣病などを予防して健康な生活を維持するには「野菜を1日350g以上食べること」を掲げています。ところが、日本人の平均摂取量は280g程度と目標の8割にとどまっており、さらに大阪府民は全国でも野菜の摂取量が少ない地域とされています。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、健康に良いと分かっていても、意識しなければ十分な量を摂取することはできません。

農家の方からいただいた、廃棄処分となった野菜を活用

(1) イベントコーナー
・毎日野菜を十分にとれているかすぐ分かる「皮膚カロテノイド測定」
・枚方市の食べ物文化を絵本で紹介 第1弾は「河内そうめん」

ベジメーターでカロテノイド測定

枚方市の食べ物文化を絵本で紹介

(2)カフェコーナー
・学生考案の野菜が摂取できフードロス削減につながるSDGsメニューの提供
メニュー:ビビンバ、豆腐のチョコケーキ、パン耳スコーン、うさミンどら焼き、コーヒー、紅茶、カルピス、ウーロン茶

野菜たっぷりな「ビビンバ」(オニオンスープ付)

デーツを使った「うさミンどらやき」

当日は11時の開店直後からお客さんが絶えることなく、延べ62人の来客がありました。たまたま通りかかったお客さんも、ぜひこのような機会を続けて設けてほしいとの声をいただきました。今後も、うさミンカフェを大学での研究成果を地域に還元するサテライトとして、地域の方々の健康増進に役立てていきたいと考えています。

[黒川 通典]

うさみんイラスト3COPYRIGHT© 摂南大学 農学部 食品栄養学科. All Right Reserved.