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うさミンカフェを開催しました

うさミンカフェを開催しました

社会貢献・地域連携活動 うさミンカフェ
Posted: 2024/02/27
写真:

2月14日、枚方市の宮之阪商店街に1日限定で「うさミンカフェ」を開設しました。
これは大学での取り組みを地域の方々に還元しようとする取り組みで、野菜の摂取促進に向けた健康チェックや野菜たっぷりでフードロス削減に向けたメニューを提供しました。

● 毎日野菜を十分にとれているかすぐ分かる「皮膚カロテノイド測定」
● 自身の血管・血流の状態をリアルに観察できる「毛細血管チェック」
● 不足しがちな野菜を簡単に摂取できる「ホットスムージー」の無償提供
● 学生考案の野菜が摂取できフードロス削減につながるSDGsメニューの提供


厚生労働省は、生活習慣病などを予防して健康な生活を維持するには「野菜を1日350g以上食べること」を掲げています。ところが、日本人の平均摂取量は280g程度と目標の8割にとどまっており、さらに大阪府民は全国でも野菜の摂取量が少ない地域とされています。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、健康に良いと分かっていても、意識しなければ十分な量を摂取することはできません。
本学科では、「野菜サポーター」(農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」)に登録しており、従前より野菜を摂取することの重要性の周知に取り組んでいます。そこで地域の人たちが野菜を積極的に摂取するきっかけを作るため、黒川ゼミと岸本ゼミの学生が日頃取り組んでいる研究活動の成果を発揮する実践の場として、昨年に引き続きうさミンカフェを開催しました。


【うさミンカフェ】
1.開催日時:2024年2月14日(水)11:00~17:00
2.場  所:チカラのみせ処「宮ノサポ」(枚方市宮之阪1-19-2宮之阪商店街内)
3.内  容
(1) イベントコーナー
・皮膚のカロテノイドを光学的に測定して野菜摂取状況を数値化できる「ベジメータ-」
・毛細血管の本数・形状・血流を観察できる「血管美人」を使った健康チェック
・手軽にカロテノイドを摂取できる「ホットスムージー」の試飲


(2)カフェコーナー
・350カレー、オニオンスープ、おからチョコタルト、カボチャとニンジンのパウンドケーキ、コーヒー、紅茶、チョコレートドリンクの提供
・農学部と枚方市が開発した同市特産のすももで作る「すももちゃんサイダー」)の販売


当日は11時の開店直後からお客さんが絶えることなく、延べ90人の来客がありました。提供したサービスやメニューはいずれも好評で、ぜひこのような機会を続けて設けてほしいとの声をいただきました。今後も、うさミンカフェを大学での研究成果を地域に還元するサテライトとして、地域の方々の健康増進に役立てていきたいと考えています。

[黒川 通典]

うさみんイラスト3COPYRIGHT© 摂南大学 農学部 食品栄養学科. All Right Reserved.