Interview

給食に込められた熱い想いを知ることが出来ました

横貫 佑太さん ー写真:student_avator_m04
写真:student_avator_m04
給食運営実習

私は学校給食センターで5日間の給食運営実習を行いました。そのセンターでは毎日約7,000食もの小学校向けの給食を調理しています。

  大量の給食を時間通りに小学校へ届けるためには、それぞれの調理作業を丁寧に、かつ効率的に行わなければなりません。実際に作業を体験してみると、それぞれの料理の量がとても多いので、混ぜたり炒めたりするのにかなりの力とコツが必要で、均等に火を通すのがとても大変でした。調理師さん達は、火加減や食材を入れるタイミングなどの調理だけではなく、衛生管理(マスク、帽子、使い捨て手袋、手洗い、消毒など)にも想像以上に気を使われていました。調理師さん達から色々なお話を聞くなかで、「子どもたちが安心して、安全でおいしい給食を食べられるように」というお言葉から、安心・安全に強い思いを持って、給食を調理されていることが伝わってきました。小学生の時には知らなかった給食のありがたさを感じることができたのは、貴重な経験でした。

  実習期間中には、給食センターで作られた給食が届けられている小学校を訪問する機会があり、給食指導をやらせていただきました。その日の給食に使われていた食材料(とうがん)について、画用紙で作った栄養媒体を使って説明したり、とうがんについてのクイズを考えて出題したりしました。その甲斐あって子ども達がとても興味を持ってくれて、その日の給食を積極的に食べてくれたのが印象的でした。給食を残さず食べてもらうために、給食がどのように作られて、どんな想いが込められているのかを伝えていくことも管理栄養士の大事な仕事の一つだなと思いました。

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写真:小学校での給食指導風景 小学校での給食指導風景

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