Interview

アスリートのパフォーマンス向上を目指して

小林 舞さん ー写真:
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― 摂南大学の管理栄養士課程を目指したきっかけ

8歳の頃からスポーツクライミングを続けているのですが、これまでにクライミングのための体づくりやパフォーマンスの向上に悩んでいました。そんなときに「どんな食事や栄養素を摂取すると体に良いのか?」ということに疑問を持ち、栄養が体にどのような影響を与えるのかについて、より深く学びたいと思いました。

摂南大学はグループワークの授業が多く、他学部との連携授業もあり、課外活動にも力を入れている点に魅力を感じました。学年や学部・学科の枠を超えて交流することで人脈を作り、様々な分野の知識や考え方を知ることで、自分の視野を広げられると思いました。


― 受験勉強について

私は、一般選抜入試の前期2科目型を受験しました。高校2年の秋頃から全教科の基礎を固め、高校3年のときには数学・英語・生物を重点的に勉強しました。模試や大学の過去問を繰り返し解きながら、解説文を読み込むことで内容を理解しました。
高校1・2年のうちに大学のオープンキャンパスへ行ってみると、大学の授業や研究内容が分かり、大学生とも交流できるので、受験勉強のモチベーションが上がると思います。受験が終わると楽しい学生生活が待っているので、受験生には努力してきたことを信じて最後までがんばって欲しいです。


― 摂南大学の食品栄養学科に入ってみて

食品栄養学科の学生はみんな明るく優しくて協力的です。私は人見知りで不安だったのですが、グループワークを重ねるたびに、初めて話す人ともすんなり話せるようになり、協力して課題に取り組むことができました。先生も優しい人が多く、分からないことがあれば丁寧に教えてくださいます。

農学部は2020年に新設されたばかりなので講義室・実験室・調理実習室・トイレなど、すべての設備がきれいです。また、最新の実験機器を使うことができるので、その経験が就職にも役立つと思っています。お気に入りの場所は、8号館1階の食堂です。友達と一緒にご飯を食べるのが楽しいし、空き時間に1人で集中して勉強できます。


― 印象に残っている授業

調理学実習Ⅱで魚を捌(さば)いたことが一番印象に残っています。外部講師の方から魚の捌き方や魚料理について教えていただきました。今まで魚を捌くことに抵抗を感じていましたが、丁寧に教えてくださったので苦戦しながらもなんとか捌くことができました。

調理学実習では食材の切り方やご飯の炊き方などの調理の基本だけでなく、料理の歴史や旬の食材についても学びます。また、食中毒を防止するために衛生面に気を付けながら調理するなど、管理栄養士として働くことを想像しながら調理するのを楽しんでいます。最初は班のメンバーと全く連携できず、調理に時間がかかりましたが、回数を重ねるごとに各自が積極的に動いたり、お互いに作業を頼んだりして効率よく調理できるようになりました。


― 今、打ち込んでいること

スポーツクライミングに打ち込んでいます(競技歴11年)。今まで全国大会や国体に出場しましたが、決勝に行けてもなかなか表彰台に上がれず、悔しい思いをしてきました。大学のスポーツクライミング部に所属していますが、午後の実習のために部活の練習に参加するのが難しいので、普段は自宅近くのクライミングジムで週4日程度練習しています。日本代表を目指して日々トレーニングに励んでいます。


― 今後の目標・将来の夢

栄養に関する専門知識を身につけ、私と同じように体づくりやパフォーマンスの向上に悩むスポーツ選手や子供たちに対して、体格や体質に合った個別の食事を提案したいと考えています。また、体づくりをサポートする美味しい食品の開発もしたいです。


― 最近の戦績

・リードジャパンカップ2024 第13位(2024年2月)
・かごしま国体 スポーツクライミング(リード)三重県代表 第7位入賞(2023年10月)
・かごしま国体 スポーツクライミング(ボルダリング)三重県代表 第8位入賞(2023年10月)
・第9回ボルダーユース日本選手権倉吉大会 第12位(2023年6月)
・第11回リードユース日本選手権南砺大会 第13位(2023年5月)


 

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