細菌のグラム染色を行い、顕微鏡で観察しました!(微生物学実験) |
実験 微生物学実験 |
Posted: 2025/07/01 |
食品栄養学科の2年生が6月5日に微生物学実験で細菌のグラム染色を行いました。
細菌には、丸い形の菌や細長い形の菌がいて、さらに青い色素で染まる菌(グラム陽性菌)と染まらない菌(グラム陰性菌)があります。染色性の違いは、細胞壁の構造の違いによるものです。
細菌のグラム染色を行い、顕微鏡で細菌の形や染色の有無を観察することにより、細菌の種類を推定することができます。
はじめに、細菌をスライドガラスに乗せた後、ガスバーナーで炙って固定します。
細菌を青い色素で染色します。
黄色の脱色液で脱色後、赤い色素で染色します。
グラム陽性菌(青)とグラム陰性菌(赤)はこんな感じで染まります。
顕微鏡で1000倍に拡大し、観察します。
顕微鏡で観察したヒトの皮膚から採取したブドウ球菌(青)と、鶏肉から採取した大腸菌(赤)の写真です。
食品や自分の体から分離した細菌を染色して観察することができました!
[諸井 美樹]