給食経営管理実習の様子をお送りします! |
実習 給食経営管理実習 |
Posted: 2025/03/12 |
農学部食品栄養学科2年生の「給食経営管理実習」の模様です。
給食経営管理実習では、食材費や作業工程を考えながら決められた給与栄養目標量に沿った献立を立て、
100食の給食を計10回、各グループで調理し学生や教職員へ提供します。
栄養士班、調理師班、洗浄班と毎回役割を変えて、厨房業務を実体験します。
栄養士班が献立や作業手順を決めて調理師班に指示をするリーダー役ですから、普段からのコミュニケーション能力が問われます。
キロ単位の食材を下処理、調理しますが、大量の食材は洗浄するだけでも一苦労です。
初めて扱う大きな寸胴鍋や回転釜に苦労しながらも一生懸命に調理していきます。
同じ量を彩りよく食器に盛り付けることも重要なスキルです。提供時間に間に合うように素早く衛生管理を守り盛り付けます。
給食をつくるだけではなく、喫食者に給食内容がわかりやすい栄養媒体づくりも行います。
7月の献立です。デザートのフルーツポンチは冷たいベストな状態で食べてもらえるよう、
デザート引換券を配り、おかずを食べ終わった人から取りに来てもらえるように工夫しました。
ほうれん草のポタージュは滑らかな仕上がりで、大好評でした!
12月は、チキンのトマトチーズ焼きとマッシュポテトをツリーに見立てたクリスマスメニューを提供しました。
見た目がきれいになるよう、盛り付けのセンスが光ります。
おいしくできました! いただきま~す!
実習後には喫食者に実施したアンケート結果や実習の際に工夫したこと、苦労したこと、またアドバイスなどをクラスの全員の前で報告します。
次のグループは報告内容を聞いて作業手順を考えることができるので、回数を重ねるごとに段取り良く動きがスムーズになっていきます。
給食経営管理実習が終わると、給食施設(病院・学校・保育園・事業所など)に実習に出て実際の給食経営を学ぶ一週間の臨地校外実習があります。今回の実習で学んだことを活かして、頑張ってきてください!