看護学部との合同演習授業を行いました |
多職種連携教育 臨床栄養学実習 |
Posted: 2024/12/13 |
摂南大学では、多職種連携教育(IPE: Interprofessional Education)が積極的に行われており、食品栄養学科でも「臨床医療演習」、「臨床医療実践演習」、「セルフメデュケーション演習」という科目で看護学部や薬学部と連携授業を行っています。今回は、初めて食品栄養学科と看護学科の既存の授業を合同で行う多職種連携教育授業を試みました。
まずは看護学科の1年次生が食品栄養学科の3年次科目である「臨床栄養学実習」で行う「介護食の調理」を一緒に学びます。
次に、食品栄養学科の学生が看護学科の「基礎看護技術1」の授業の「食生活の援助演習」を、先ほど調理した介護食を用いて一緒に学びます。食品栄養学科の学生も患者役や介護者役を務めます。
最後に、合同でグループワークを行い、今回の授業を通じて感じたこと、気づいたことなどを話し合います。
グループは2度、入れ替わりを行いましたが、その都度、職種による視点の違いや、それぞれの役割など、活発な意見交換が行われました。
学生たちは、「チームの重要性」を身近に感じられたようで、授業終了後も溌溂としていました。
今後も社会に貢献できる専門職を育成するための連携教育を工夫しながら進めていきたいと考えます。
[黒川 通典]