走井学校給食センターに見学に行ってきました!(基礎ゼミナール) |
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Posted: 2023/05/17 |
5月1日、2日に食品栄養学科の1年生が走井学校給食センター(大阪府豊中市)に見学に行きました。
五月晴れに恵まれた両日、1年生はゼミの担任教員と一緒にバスに乗り込み、走井学校給食センターに向かいました。調理作業の時間に間に合うよう朝早い集合でしたが、渋滞もなく、無事到着しました。浅野センター長様をはじめ、センターの職員の方々に出迎えていただき、早速施設を見学。この施設では、豊中市の20校以上に向けて、なんと一日で1万3500食もの給食を作っているとのこと!
作業フロアを2階から見学させていただきましたが、下処理室、上処理室、煮炊き調理室、和え物室、焼き物・揚げ物・蒸し物室、洗浄室など、作業区域が明確に分かれていて、床の色や作業される方のエプロンの色もそれぞれ異なっていて調理作業が混在しないことや衛生管理されていることを学びました。調理現場では全員がテキパキと作業を連携して行っていてプロ意識が伝わりました。また、ユニークな取り組みとして、「ラッキーにんじん」という星☆やハート♡などに型抜きしたにんじんを大おかずの釜にしのびこませているとのこと。地元出身の学生は「(当時)入っていると嬉しかったです!」と懐かしがっていました。
見学ルートの途中には体験コーナーも。大きな回転釜にはペットボトルのフタがたくさん入っていて、それを実物サイズのスパテラで混ぜたり、しゃくですくったりして、スケールを体感しました。学生は、「スパテラが重くてすぐに疲れてしまう。」、「お肉や野菜を均等にすくうのが難しそう。」といった感想を口にしていました。調理場に入る前に必須のエアシャワー(高速の風を体に当ててホコリなどを吹き飛ばす装置)もあり、髪を乱しながらワイワイ体験していました。
見学後は、栄養士の先生の講話を拝聴しました。安全・安心の給食を提供するために、温度管理や衛生管理、アレルギー対応を徹底していること、食材や出汁にも気を配っていること、調理員さんや学校の先生の意見を聞いて常に献立の改善に努めていること、子どもたちからの「おいしかったよ!」の声が何よりもやりがいに感じることなど、これから管理栄養士を目指して学びを進めていく学生に向けて、たくさんのメッセージを伝えてくださいました。
最後は、楽しみにしていた給食の時間!1日はごはん、こいのぼりハンバーグ、スープ煮、ツナとキャベツのソテー、かしわもち、牛乳。2日はコッペパン、白身魚フライ、レタスのスープ、ビーフンの中華和え、牛乳。みんな久しぶりの給食をおいしくいただき、大満足で帰路につきました。
お忙しいなか、見学を受け入れてくださった走井学校給食センターの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
[岸本 良美]